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☆★☆ おうちmarket 不動産通信 vol.3 ☆★☆

いつもお世話になっております。

おうちマーケットの篠原でございます。

住まい探しに役に立つ(と思われる)情報をお届けするメールマガジン第3号です。

今回のTOPIXは、「住宅を購入するときの費用」についてご説明したいと思います。

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今回は、「新築分譲住宅」を「住宅ローン(フラット35)」を利用して購入する場合の費用についてです。

土地・中古住宅の購入やお手持金のみでの購入などはかかる費用が異なりますので、ご注意ください。

まずは購入するということですから、購入する物件の代金が必要です。 …①

ここでは仮に2,500万円の新築住宅を購入することにします。

次に売主と売買契約を結びますが、契約書には収入印紙を貼付する必要があります。 …②

代金が2,500万円だと印紙代は10,000円です。

続いて住宅ローン関係の手続きになります。 …③

銀行ローンの場合、金融機関によって金額が異なりますが保証料、事務手数料、印紙代が必要です。

保証料は、購入者の属性や保証会社によって大きく変動しますが、2,500万円の借入で35年返済だと45~180万円位かかります。

但し分割(融資金利に上乗せ・概ね0.2%程度)で支払うことにすれば購入時に支払う必要はありません。

事務手数料も金融機関によって金額が異なりますが33,000~55,000円程度です。

印紙代は、お金を借りるための契約(金銭消費貸借契約といいます)の時に必要で、20,000円です。

フラット35の場合には内容が少し異なります。

保証料は不要ですが、金融機関の事務手数料が融資金額の0.5~2.2%位かかります。

2,500万円の借入だと125,000~550,000円位必要です。

また、建物がフラットの技術基準に合っていることを証明する適合証明に80,000~100,000円位かかる場合もあります

印紙代は同じく20,000円です。

引渡しを受けるのと前後して、所有者の名義を登録する手続き(登記といいます)をします。 …④

実際にはこの登記が4種類あります。

まず建物に番地をつける登記(建物表題登記)

建物の所有者を登録する登記(建物所有権保存登記)

土地の所有者を変更する登記(土地所有権移転登記)

土地建物を担保にしたことを示す登記(抵当権設定登記)です。

これらにかかる費用を総称して登記費用と呼んでいますが、大体300,000~400,000円程度です。

ここまでの手続きに付随して印鑑証明書などを用意したりする雑費として10,000~30,000円程度見ておきましょう。

建物を購入したら、火災保険も欠かせません。 …⑤

水災や盗難まで含めると結構な金額になりますが、10年(地震保険は5年)一括払いで350,000~600,000円位でしょうか。

最後に私たち不動産業者が頂戴する仲介手数料があります。 …⑥

これは法令で金額が定められいて、物件金額の3%+60,000円(税別)です。

2,500万円だと891,000円になります。

以上の①~⑥までの費用は基本的に住宅ローンで賄うことができます。

この他に引っ越し費用や、備品・家具の購入なども必要かと思いますが、こちらは別口で用意する必要があります。

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いかがでしょう?

意外と諸費用にかかるものですね。

実際にはほとんどローンで組みますが、売買契約時に手付金で30万円ほど一旦ご用意いただくことになります。

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投稿者プロフィール

篠原裕二
篠原裕二
業界歴30年を超えました。自分では若いつもりでも、どう見てもおじさんですよね。
趣味は音楽全般と映画鑑賞(意外とアニメ好きだったりします)など。
経験が長いので、土地・建築・税務・ローンなど知識は豊富な方かと自負しております。どんなことでも気軽にご相談ください。